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優西

Author:優西
20代♂ 学生

東京の片隅で大学生奔走中。

東アジアが大好きで
そっちのほうによく旅行します

現在台湾の大学に留学中(2010.09-)
日々考えてることとか書きます!

何かありましたらコメント欄に
残していただければ幸いです。

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今年を振り返る形で①
ということで何回続くかわからないシリーズを少しやってみます(笑)

今年を振り返る形で、
今年出会えた一番素晴らしい人(自分にインスピレーションを与えた的な意味で)

それは、80歳のあるおばあちゃん。


彼女は台湾人で、基隆出身の方。1940年代に活躍した周金波という文学作家の方とお知り合いの方で、
現地の女子高等学校を卒業した当時のエリート。戦後間もなく日本に移り住んで、現在は東京で暮らしている方だそうです。
今年10月に台湾に行ったときに、先生の紹介でお会いすることができました。


台北県にある中央図書館台湾分館に一緒に行った時のこと。
私は統治時代の日本語の資料(やはり外国に日本語の資料があることは不自然だと感じてしまうわけですが、当然のごとく日本は台湾を50年統治していて、当時の資料は当然ながら日本語。しかしどれくらいの日本人がこの事実に気付いているだろうか!)
に私は初めてのせいか見とれてしまっていて、その人のことは気にしなかった。だが、予定の時間を過ぎて、私が一通り読みたい資料を見終わっても、彼女は帰ってこない。どうやら奥にある機械で、当時のマイクロフィルム資料を念入りに見入っていたらしい。
昼食の時間だからということで彼女を連れて先生と一行で図書館の外に出てご飯を食べに行った。
彼女は私に向かってこんな言葉をかけてくれた。「私はあなたの4倍生きてるのよ。面白いでしょう。」

何かが自分の中で吹っ飛んだ気がした。

そのあといろいろと話した。私のつたない考えを彼女はすべて聞いてくれて、一つ一つ教えてくれた。
一緒にご飯を食べた後、彼女としばらく話し、それから彼女はまた図書館に戻っていった。本当にすごい人だった。
どうやら彼女には好奇心に満ちているらしい。それが自分のたどってきた歴史であるからかもしれない。しかし積極的に学会に参加して、積極的に先生のお話を聞きにいっているのだという。なんというエネルギッシュな方。

こんな自分でも、20年とちょっと生きてきた。そこらの人より結構勉強していたつもり。
けれども彼女のその言葉は、私のその心の中に少しあったちょっとした自負を簡単にぶち壊した。
いや、言い方が悪い。「ぶち壊してくださった」というべきか。
大学生になってから日々驚きの連続で、本を読むたびに内側から湧き出てくる得体の知れないものを感じたりだとか、あと自分の目でものごとを確かめたりだとか、とにかくそうした中で自分にとって養分となることを常日頃行っていたような気がする。
そんな日々の満足感だけに終わっていた感触を、その言葉は見事に包み込んだというか、さらに後押しをしたというか。
あと3倍もこうしたことができる。まだまだ人生あきらめたもんじゃないな。

歴史を自分で歩んでいくんだ。誇り高く。自らの信念のもとに。
それでもって息絶えるまで、自分の足で歩いて、そして考えることができるのかな。彼女のように。
そして死ぬまで生き続けて、最後に後ろを振り返るときは、その時は素晴らしい景色があるように、そのために素晴らしい道を歩いて行くんだ。

このごろ目先のことにとらわれすぎで、何かしまったという気持ちと、それを私に諭してくれた彼女の言動に、今年は一番のインスピレーションをいただきました。

「面白きこともなき世に面白く」
面白いのは世の中じゃない、自分だ。問題は、自分がどう歩くか、ということ。

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きまま | 02:20:34 | トラックバック(0) | コメント(2)
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