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優西

Author:優西
20代♂ 学生

東京の片隅で大学生奔走中。

東アジアが大好きで
そっちのほうによく旅行します

現在台湾の大学に留学中(2010.09-)
日々考えてることとか書きます!

何かありましたらコメント欄に
残していただければ幸いです。

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アジア人のこころ⑦
祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず

ただ春の世の夢のごとし

たけき者も遂には滅びぬ

偏に風の前の塵に同じ

-----------------------------------------------

日本では有名な平家物語の冒頭。
「無常」という概念を用いて人の理を説明しています。

日本ではあまりにも溢れすぎていて、あまりぱっと理解しづらいかもしれませんが、
これを客観的に見てみたいと思います。

というのも、先日の話。

僕の中国語のクラスメートで、在台ドイツ人の欧州文学研究科の教授の方がいます。
その方は中国語を勉強する傍ら、東洋人の人生観について勉強したいと言うことで
まず手にしたのが、仏教における無常という考え方について書かれた本でした。

中国語のクラスの最終日、中国語で一人20分好きなテーマで口頭発表するという最終試験にて、
彼が取り上げたのはこの無常という概念でした。
しかし彼はその本を何度も読み返しても、結局無常という考え方が理解できなかったそうです。
というのも、欧州にはそのような考え方が存在しないのだとか。

彼曰く、「欧州の人は死の事について真剣に考える習慣がない。
東洋人は死と隣り合わせだと言う自覚が強いと思うよ。」という。

良く良く考えると、日本における哲学的作品の中には
そのような仏教、そして無常の概念を連想させるようなものが多い。

例えば手塚治虫の火の鳥では輪廻転生があった。
宮崎駿も、その作品の折々に無常の考え方を滲みだしていた。
(特にもののけ姫がそれに当たるのと考えるのですが、皆さんどうですか?)


そして、この無常という考え方は、何も日本のみではなく
中国や韓国、台湾を中心に東アジアの根本に存在している。
現に、クラスメートの韓国人や、友人の台湾人や中国人に「無常」と言ってもすぐに分かってくれた。
逆にABCの人の中は、分からない人もいた。


ということで、最近考えているのは、
東アジアは実は無常でつながっているんじゃないかな?ということ。






今日はここまでで。

もうちょっと考えが膨らんだらまた挑戦したいと思います。
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アジア人のこころ | 01:20:42 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
確かに無常というのは東洋特有のものなのかもしれないね。
ただし古来の考え方が作品等に活きているだけで、現代人が生活の間ではほとんど意識することが無いのかも
緊張をはらむ東アジアのつながりが「無常」とは、あぁ無情
2010-12-15 水 05:13:44 | URL | 通りすがりのぽろぽん [編集]
どうもお久しぶり^-^
確かに、僕もドイツ人の彼が取り上げてくれなかったら、完全に忘れていたことです。
それくらいに、僕らにとっては「空気のような存在」になっているのではないでしょうか?
「魚は自分が泳いでいる水を知らない」ということわざが中国語にはあるのですが、まさにそれかなと思います。

本当に、無情ですね。
早く北朝鮮の問題や東アジアの緊張関係が無くなってほしいと切に願っております。
2010-12-17 金 23:24:02 | URL | 優西 [編集]
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