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優西

Author:優西
20代♂ 学生

東京の片隅で大学生奔走中。

東アジアが大好きで
そっちのほうによく旅行します

現在台湾の大学に留学中(2010.09-)
日々考えてることとか書きます!

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台湾的??【ニュース】「講談社と台湾出版大手、中国語電子書籍事業で合弁」
(日本版)http://www.asahi.com/business/update/0210/TKY201102100437.html
(台湾版)http://udn.com/NEWS/FINANCE/FIN9/6145398.shtml

日本の大手出版社の講談社と、台湾の出版大手城邦グループが電子出版分野における業務提携をしたそうです。
これによって、日本側は東アジアの市場に向けた中国語版電子書籍の展開を中心に、版権を獲得しながら乗り出していこうと言う形になるのでしょうか。
そして城邦はというと、台湾版のニュースから、こんなことが読み取れます。

現在城邦は電子書籍の参入に乗り出したばかりであるが、現時点で直面している最大の問題は、特に国外の漫画や小説などデジタル化することによる版権の取得が非常に難しいことであり、講談社と提携することで、初期段階では日本の漫画や小説等のデジタル化における版権の所得が可能になること、そうすることで城邦がデジタル書籍におけるコンテンツの豊富化を図ることを目論んでいる。
城邦グループ執行長の何飛鵬は、「講談社グループは傘下にデジタル化にふさわしいような多くのすばらしい出版物を有しており、またアジアの他の華人市場を視野に入れると、今後お互いの提携の範囲はかなり大きくなるだろう。」とコメントしている。
(台湾版より、優西翻訳)

台湾側の目論みを見ると、講談社が持つ豊富な出版物を糧に、電子書籍市場への参入に対する追い風として今回の提携を利用したという感があります。


――――――――――――――――――――――――――――――

個人的にはこのニュースに対して、何ら非難をするつもりもありませんが、少しだけコメントしたいと思います。
これは日本と台湾の出版社のwin-win関係による提携という感じに見えます。
講談社は、台湾大手の力を借りて、自らの商品を新たな市場に展開できる。
そして、城邦は、日本大手の版権をバネに、華人市場の先導を握ることを目論んでいる。

面白いなと思うのが、台湾の立場です。
というのも、台湾大手の会社が、国外大手の力を借りて、また違う国外の市場に展開すると言う、
まさに「taiwanal」(台湾的な)ビジネススタイルが見て取れるからです。

日本の大学に在籍していたころ、商学部のある教授が台湾についてこんなことを言っていました。
「私の友人の台湾の企業家はね、自慢げに『私達は日本でできたものをもらって中国で売る仕事をしているんです。』と話していたんですよ。」という感じに。

まあそれを考えると、香港も同じような状態になっていると言えます。というか香港はもっと金融面に偏ったやりかたで、かつ台湾よりも成功している場所なので一概には言えませんが、いずれにしろ、大きな市場をバックに控える二つの華人社会はこうしたやり方の点で似てくるのだと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて、このニュースを見て、なぜ「taiwanal」だと感じたかというと、
もうひとつ歌でこれと似たようなことをしているものがあったからです。

それが、有唱有保庇 (Bo Peep) -彩樺姊 という歌。


これ実は、今東アジアで人気を上昇させつつある韓国発のアーティスト、「T-ara」の歌の「空耳」版なのです。
歌詞自体は台湾語なのですが、これがまたこの歌を非常に面白くしている。
あまりの人気にCNNでも取り上げられ、彩樺姊は一躍「台湾のビヨンセ」として取り上げられることになったそうです。

これも、上の出版事情と同じで、「国外の物を、違う国外にもっていく」という形の典型例であると思います。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――-

まあこの二つを同じ事として並列する事には問題があるかもしれませんし、
この二つだけを取り上げて「taiwanal」台湾的という言葉の意味を探っていくのはあまりにも決めつけ的な感じもするので、あくまで参考程度に、ということしかできません。

ただ、これに関してはもうちょっと深く掘り下げて面白くすることができそうなので、
がんばって本を読んだり色々見たりして、もうちょっと知見を深めてからまた挑戦したいテーマでもあります。


優西
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きまま | 02:27:14 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
No title
なるほどー。ただ「パクって改良してオリジナルの価値に洗練する」という後発国の典型には分類できないわけやね。

それはともかく僕は断然もとのT-araを支持します!!w
2011-02-15 火 00:03:19 | URL | 晋平 [編集]
コメントありがとうございます
以前は台湾もその後発国の典型みたいだったんですよ。
日本語の歌謡曲に台湾語の歌詞をつけて、「あたかも」台湾オリジナルの歌謡曲として世に出すという、混血歌というのが1950年代にはやっていました。今までは「それは自分たちのオリジナルだ」と堂々と胸を張って言っていたわけです。
ところが、最近では特に、「お墨付きをもらうことがプラスにつながっている」みたいな流れができているような気がします。T-araの歌にしても、ちゃんと韓国の事務所から版権を買っているそうですし。

まあこれを著作権関係の発展と見るか、もしくは別の流れとして見るかでまた違ってきますが…。

いずれにしても、この歌は本当に違う意味で台湾の個性が出ていて面白いです。ただ、僕もT-araの歌いいと思いますよ。PVは悩殺モノですね(笑)
2011-02-15 火 14:51:29 | URL | 優西 [編集]
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